石橋蓮司&妻夫木聡、その差39歳も…俳優としての共闘意識一致「典型にハマらない演技」「演技に正解はない」(ABEMA TIMES)
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豪華キャスト総出演に驚いているのは、誰であろう主演俳優の石橋だった。「内容的にもヒッソリ作ってヒッソリ上映され、ヒッソリ評価されて終わる規模の作品だと思っていました。でもキャストが発表された時に、これはお祭り騒ぎになってしまったぞと。しかもみなさん全員が面白がりつつも真剣で本気。なんだか申し訳ない気持ち」と恐縮する。
企画の成り立ちがまた熱い。石橋の盟友である故・原田芳雄さん宅に本作のキャスト陣の多くが集まったときのこと。石橋は「阪本監督の中では前々から温めていたアイデアだったそうですが、それを聞いた桃井かおりが『蓮司主演で映画を撮ろう!』と言い出して、周りの連中も『ならば俺も参加する!』と。原田のところに集まっている連中から生まれた企画だから、ある意味で原田芳雄が影のプロデューサー。俺はもうベロベロに酔っていたので『どうにでもなれ!』という感じでした」と笑みをこぼす。
仲間内から企画が生れ、一つの映画として形になる。かつての独立プロダクション群が映画を作るかのようなパッション。さらに2週間というタイトなスケジュールも石橋にとっては懐かしいものだった。「毎日のように朝から晩までの撮影だったので、自分の出番のない時は休めるように布団を用意してもらいました。昔の独立プロの映画作りも大体そんな感じ。しかし今回はよくぞここまでの俳優を集められたなと思います」と感慨深い。