さいたま・大宮のキャバクラでクラスター マスクなしの「3密」接客(産経新聞)

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 さいたま市が、同市大宮区のキャバクラ店「クラブグランデ」で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。少なくとも男女12人の従業員の感染が判明しており、市は、客にも感染した可能性があるとみて調査している。事態を重くみた埼玉県は、いったん解除したキャバクラ店への休業要請を再度実施することも視野に、7月2日に開く専門家会議で意見聴取を行う。  店は、JR大宮駅近くの繁華街「大宮南銀座」にある。東京都内に住む20代の女性従業員の感染が6月26日に確認され、さいたま市が他の従業員の検査を実施したところ、さらに男性従業員2人と接客を担当する女性従業員9人が陽性と判明した。  市によると、店は従業員の検温や客の手指の消毒などの対策を講じる一方、女性従業員は接客時にマスクを着用しておらず、客との間隔も十分にとっていなかったという。1日当たりの客数は30~50人だった。  初めて従業員に発熱などの症状が出たのは6月19日だったが、その後も同月26日まで営業を続けていた。埼玉県がキャバクラ店に対し休業を要請していた4月13日~6月16日も店を開いていた。現在は自主的に休業している。  市は、密閉、密集、密接の「3密」の状態で接客が行われていた可能性が高いとみており、従業員が発症する2日前(6月17日)以降に店を訪れた客は感染の疑いがあるとして、保健所などへの連絡を呼び掛けている。  埼玉県の指標では、キャバクラ店などへの休業再要請の目安は「県内の新規感染者が週70人以上」と定められているが、直近(6月23~29日)の値は80人に達している。大野元裕知事は30日、感染が判明した従業員の一部が東京都在住だったことを念頭に「現時点で一番大きな感染ルートは『東京由来』なので、ぜひ避けてもらいたい」と述べ、都内への外出を控えるよう県民に呼び掛けた。 (中村智隆、竹之内秀介)

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(2020/06/30)