6月30日から「あおり運転」が厳罰化 自転車の運転も (静岡県)(静岡放送(SBS))
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6月30日から、「あおり運転」の罰則強化を盛り込んだ改正道路交通法が施行されます。今回の改正では車だけではなく、自転車のあおり運転も明記され、より交通ルールへの理解が求められています。
6月30日県警は、高速道路を利用するドライバーにチラシを配り、あおり運転が厳罰化されたことを呼びかけました。改正道交法では、妨害する目的で車間距離を保たないことや、急な割り込みなどの「あおり運転」を「妨害運転罪」と規定し、違反者は運転免許の即取り消しと、最高で「5年以下の懲役または100万円以下の罰金」が課されます。
<県警高速隊 大坪雄次企画補佐>「被害にあった場合は相手の挑発に乗らない。自己防衛の手段としてドライブレコーダーの設置を検討してほしい」
改正道交法を意識する必要があるのは、自転車も同じです。停まっている車の間をすり抜けていく運転や、車道に出て右折レーンを悠々と走る自転車です。自転車による「あおり運転」は、道交法が禁止している「危険な運転」の一つに追加されました。
<和田啓記者>「自転車のあおり運転はどういうものなのか、再現してもらいます」、「ああ危ない!自転車が急に進路変更してきました。非常に危険な運転です」
自転車のあおり運転は車やバイク、他の自転車を妨害する7つの行為を指します。
1.車の前に割って入るような進路変更
2.不必要な急ブレーキ
3.右側通行、つまり逆走も違反の恐れがあります。
<JAF静岡支部 永田泰裕さん>「“故意に”というのがキーワードになるが、普段自転車に乗っていると無意識にやっていることもあると思うので、危険な運転にならないように注意してほしい」
他にも
4.車間距離を十分にとらない運転
5.並走する車に恐怖を感じさせるような幅寄せ
6.反対車線にはみ出すような追い越し違反
7.ベルを執拗に鳴らす行為 も「あおり運転」となる可能性があります。
6月29日、島田市の高校は生徒向けに交通安全講習を開きました。2019年1年間に発生した県内の自転車事故の負傷者は3551人で、4人に1人が高校生です。
<島田高校3年 尾上瑳良さん>「急いでいると、自分も危ない運転をしてしまいそうになるので、ちゃんと安全運転を心掛けたい」
<島田高校3年 植田勝也さん>「もしかしたら僕らが運転している姿は、今の