飲食店での集団感染を防ぐ 会話の仕方などに注意を(KHB東日本放送)
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宮城県内ではここ数日、飲食店での感染が確認されていますが、私たちはどこに気を付けて利用すれば良いのでしょうか。
東北大学の小坂健教授「大きな飛沫は1メートルくらいで落ちるが、小さいものは空中に漂う。そうすると、いくら2m離れていても感染リスクはある」。
厚生労働省のクラスター対策班でもある東北大学の小坂健教授は、マスクを外しての飲食や会話などによる飛沫感染の注意を呼び掛けています。
小坂健教授「大声で正面の人に向かってしゃべるとか、近いところでしゃべることは避けた方が良い。小さな声で下を向いてしゃべるようにした方が良い」。
現在、多くの飲食店では、定期的な消毒や従業員による取り分けなど、接触感染を防ぐ取り組みが徹底されています。
一方で、換気の状況は、導入している設備や立地条件によって大きく異なると指摘します。
小坂健教授「換気は、場所と状況によってかなり違うので難しい部分はかなりあるが、可能であればオープンテラスなど、外に面した場所というのが非常に安心。いたずらに不安がる必要は無いが、きちんと対策が取られている店での食事は問題ない」。