球界最高年俸は浅村栄斗? 楽天内野手“消えた2億円”問題(夕刊フジ)

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 労組プロ野球選手会は29日、支配下公示された日本人選手の今季年俸調査を発表。目を引くのは平均、合計ともに過去最高額となった楽天だ。選手会が公表した資料と夕刊フジの調査を突き合わせたところ、浅村栄斗内野手(29)が巨人・菅野に代わり、球界最高年俸に躍り出る可能性が浮上した。 【写真】三木谷オーナーに見つめられる浅村  パ・リーグの平均年俸が2年ぶりにセを上回り、過去最高4326万円に。長らくソフトバンクがパの一強だったが、楽天は年俸総額の伸び率が12球団唯一の4年連続10%超を記録。孫マネーの若鷹軍団とセの盟主・巨人による、球界トップ2に割って入る勢いだ。  外国人などを除いた選手会所属選手の自己申告を取りまとめた調査で、楽天の年俸総額は昨年から約5億円増の31億1088万円。本紙含め各メディアは昨年オフの契約更改時、選手や球団幹部への取材で推定年俸をはじき出しているが、本紙推計額との乖離が最大となったのも楽天だ。誤差は実にプラス2億6798万円に及ぶ。  選手会はポジション別の年俸総額も公表しており、本紙との誤差は内野手で約2億円も発生。この“ブラックボックス”の原因として考えられるのが、2018年オフに西武からFA移籍した浅村だ。本紙含め大多数のメディアの見立てでは、昨季年俸はFA規約により前年から据え置きの2億1000万円で、今季は2億9000万円増の年俸5億円で更改したとされてきた。  ただ、西武、ソフトバンク、オリックスとの争奪戦を制し、楽天が浅村と合意した際には「ベース年俸7億円」説も球界を飛び交っていた。これに従い、昨年オフの上がり幅が4億9000万円と計算し直すと、楽天の内野手の合計額の推移ともほぼ合致。6億5000万円の菅野を抜いて今季年俸トップに立つだけでなく、歴代日本人の最高額まで更新する。史上初の日本人7億円プレーヤーはすでに誕生していたのか。(片岡将)  ■ヤクルトの大差要因は青木  楽天とは逆に、選手会が発表したヤクルトの年俸総額は、本紙推計より2億5506万円も低かった。こちらもポジション別に見ると、外野手の本紙推計が6億4050万円に対して、選手会発表は3億154万円。実に約3億4000万円の誤差が生じた。これは青木宣親外野手(38)の今季推定年俸とぴったり合致する額だ。  選手会事務局に確認したところ、「調査は選手会

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(2020/06/30)