東証1部上場 カーエアコン用コンプレッサーで世界2位のサンデンホールディングスが事業再生ADRを申請(帝国データバンク)

【リンク先抜粋】
 サンデンホールディングス(株)(TDB企業コード:220018518、資本金110億3761万3287円、東京都千代田区外神田1-18-13、代表西勝也氏)および関係会社の4社は、本日開催の取締役会において、6月30日に事業再生ADR手続きの申し込みを決議し、事業再生実務家協会に対し、事業再生ADRを申請、同日付で受理された。  当社は1943年(昭和18年)7月に設立。グループの純粋持ち株会社として、傘下の事業会社では自動車空調システム事業、自動車空調用コンプレッサー事業、流通システム事業、住環境システム事業などを手がけ、2019年3月期末時点で、当社を頂点に連結子会社53社、関連会社13社(非連結子会社1社、持分法適用関連会社8社ほか)でグループを形成。2020年3月期には連結年売上高約2048億8000万円を計上していた。  しかし、2019年後半以降、自動車機器事業において、欧州・中国市場を中心に車両販売が減少したことに加え、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、中国・欧州・アジアを中心に当社グループ主要工場の休業等が発生。それに伴い売り上げおよび営業利益にマイナスの影響が見込まれ、事業再生のため、抜本的な改善策を講じる必要が生じ、今回の措置となった。  負債は2020年3月期末時点で連結ベースで約1648億5900万円(内、社債を含む金融債務は約1002億5100万円)。  なお、事業再生 ADR 手続きの対象は、金融債務のみで、一般商事債務は対象外となっている。  同日、事業再生ADR手続きを申請した関係会社4社は、サンデン・ビジネスアソシエイト(株)(TDB企業コード:270701099、群馬県伊勢崎市)、サンデンシステムエンジニアリング(株)(TDB企業コード:220166379、群馬県伊勢崎市)、(株)三和(TDB企業コード:220068663、群馬県伊勢崎市)、Sanden International(Europe)。

続きはこちら

(2020/06/30)