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ボクシングの元WBC世界フライ級王者比嘉大吾（24）が30日、オンラインで会見し、WBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔と同じAmbitionジムに所属すると発表した。 比嘉は、18年4月のV3戦で前日計量に失敗し、王座を剥奪された。今年2月の再起戦を勝利で飾ったが、3月には所属先の白井・具志堅スポーツジムとの契約を解除していた。会見では、計量失敗後に同ジムを離れた野木丈司トレーナーも同席。比嘉は再びタッグを組むことを報告し「（移籍の）一番の理由は、野木さんともう1度練習ができること。やるからには絶対に世界王者になる」と力強く意気込みを語った。 今後のプランについて、同トレーナーは「年内に2試合出来れば」と話し、再出発となる1戦目を9月が10月、年末に2戦目を行いたいとした。フライ級時代の減量苦を考慮し、今後は2階級上のバンタム級を主戦場にする。WBA、IBFバンタム級統一王者井上尚弥との対戦について聞かれた野木トレーナーは「今すぐは考えにくいが、どう戦うかは考えている。対戦資格として、世界王座を持っていなければならないと思っている」と将来的な統一戦にも意欲を見せた。

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(2020/06/30)