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　県護国神社の「夏越の大祓」が３０日、富山市磯部町１丁目の同神社であり、参拝者が心身のけがれをはらい、無病息災を願った。 　神職が大祓詞（おおはらえのことば）を読み上げた後、参拝者は木綿と麻を細かく切った「切麻（きりぬさ）」で身を清め、「人形（ひとがた）」で体をなでてけがれを移した。神職の後に続いて、直径約２．５メートルの「茅（ち）の輪」を３回くぐり、清らかな気持ちで過ごせるよう祈った。 　大祓は災厄の原因となるけがれを清める目的があるとされ、栂野守雄宮司は「新型コロナウイルス終息を願いたい」とあいさつした。人形などは神通川に流された。

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(2020/06/30)