朝ドラ『エール』再放送で見逃せない“泣いちゃう神回”ベスト3(女子SPA!)

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●7/1(水)NHK総合8:00~、BSプレミアム23:00~など  7/4(土)BSプレミアム10:15~  朝ドラにとって非常に重要な意味を持つ子役時代。特に、『エール』は子役が非常に魅力的です。たった2週しか登場しないので、見逃せません。  まずは、白玉のようにキュルキュルで可愛い主人公・裕一の少年時代(石田星空)。両親にたっぷりの愛情を注がれて育ったものの、勉強も運動もダメダメで、臆病で気弱で、のび太くんのようです。  そんな彼にとって、「主役になれる人間と、それ以外の人間」が明確かつ残酷に分かれる憂鬱な行事が、運動会でした。騎馬戦では下の支え役で崩れてしまうし、体育教師には殴られ、「そんなことだから、どもってるんだ」「気合が足りないから痛いんだ」などと、なんとも理不尽な説教と体罰を受けます。  それを止めてくれたのが新任の藤堂先生(森山直太朗)で、ダメダメな裕一に「(人との)違いを気にするな」と言ってくれます。  さらに、運動会の練習で足を痛めてしまった裕一が、運動会の徒競走で足がもつれ、転んでしまったとき。周囲の友人や観客が笑う中(大人まで笑っているのは信じがたい光景ですが)、父(唐沢寿明)の「立て!」という必死の声援とともに、不意に流れてきたのが、あの藤堂先生の指揮で始まったハーモニカの演奏でした。  音楽が、どんな励ましの言葉よりも、力をくれることはあるもの。ダメダメな裕一が立ち上がり、歩き出したときのナレーション「それは、裕一にとって生まれて初めて聞く、自分に向けられたエールでした」の一言に、うかつにも涙腺が崩壊してしまいます。

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(2020/06/30)