都築電気、貫水に「画像認識AIを活用した不良品排除システム」を試験導入(BCN)

【リンク先抜粋】
 都築電気は6月29日、ミネラルウォーター製造を行う貫水に対して「画像認識AIを活用した不良品排除システム」の試験導入を開始したと発表した。  このシステムは、中小企業庁「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(ものづくり補助金)」の対象として採択された画像認識AIによる不良品検出システムと、検出された不良品の自動排除装置を組み合わせ、貫水の生産品質向上と業務効率化を支援するもの。  貫水は、6人の従業員で1日に約6万本のミネラルウォーターを製造・販売する熊本の企業。16年に起きた熊本地震の被災を乗り越えた同社は、需要増に対応するための生産性や品質向上、また大手企業に負けない生産管理体制の構築したいという課題があった。  都築電気は、AIシステム構築で、画像解析を始めとしたデータ収集や分析の知見をもっており、多様な業界への展開・導入を行っている。今回の貫水の課題に対しては、製造過程での不良品検知と排除をAI・IoT技術で自動化・効率化するシステムを試験導入した。  同システムでは、製造ラインにバックライト、カメラ、レーザーセンサーを設置し、カメラで撮影した製品画像を、不良検知システムを搭載したPC端末に送信する。端末内でAIにより画像解析、解析結果を表示。不良品を確認し、製造ラインから排除する。  なお、熊本地震からの復興段階から貫水への支援を行う経営コンサルティング企業のGCAPと連携し、中小企業庁「ものづくり補助金」の採択を受けた事業として、同システムの試験導入に至った。  都築電気では、今回の知見・ノウハウを応用し、多くの企業に対するDX・IoTの活用を支援していく考え。

続きはこちら

(2020/06/30)