機能性よりも見た目が大事!? デザインを優先したコンパクトカー3選(くるまのニュース)

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 1990年にデビューしたトヨタ「セラ」は、1987年開催の第27回東京モーターショーに出展されたコンセプトカーを、ほぼそのまま市販化したモデルで、バブル期の景気の良さを具現化したようなコンパクトクーペです。  同社のコンパクトカー「スターレット」のコンポーネントを流用して、いわゆる「ファンカー(FUN CAR)」として企画・開発され、最大の特徴はガルウイングドア(現在では「バタフライドア」と呼称)を採用していることです。  ドアを開けた姿は「昆虫」のようで、大きなガラス面を持つキャビンは30年経ったいまでも斬新かつスタイリッシュです。  ただし、当時のガラスはUVカットやIRカット機能が貧弱で、夏場はエアコン全開でも暑く、また、目立ちすぎることや、ドアが開閉しにくいなどと、デートカーとしての評価はいまひとつでした。  搭載されたエンジンはスターレットよりも1クラス上の1.5リッター直列4気筒で、最高出力は110馬力を発揮。これはスポーティな走りというよりも、ベースよりも約100kgの重量増に対応した結果です。  価格は160万円(消費税含まず、5速MT)からと、かなり安価に設定され、1995年に生産を終了するまでの販売台数は国内向けで1万5000台でした。  ガルウイングドアに実用性や必然性はほとんど無いにも関わらず、セラの企画が通ったというのが、いまでは考えられないことです。

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(2020/06/30)