ビラ散布の脱北者団体代表ら取り調べ 韓国警察(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル地方警察庁は30日、北朝鮮体制を批判するビラの散布活動などを行ってきた北朝鮮脱出住民(脱北者)団体「自由北韓運動連合」の朴相学(パク・サンハク)代表と朴氏の弟である「クンセム(大きな泉の意味)」のパク・ジョンオ代表を南北交流協力法違反などの疑いで取り調べている。  警察は2人に対し、ビラ散布に関連した事実関係や団体の活動資金などについて調べている。  統一部は10日、南北交流協力法違反の疑いで2団体を警察に告発し、政府の法人設立許可を取り消すことを決めた。  警察は26日に2団体の事務所などを家宅捜索した。  北朝鮮はビラ散布に強く反発し、9日に南北間の通信連絡線を遮断。16日には開城にある南北共同連絡事務所を爆破するなど、強硬な措置を取った。  韓国政府はビラ散布に厳しく対応する方針を示したが、自由北韓運動連合は22日、ビラ50万枚を北朝鮮側に飛ばしたと主張した。  クンセムは南北の緊張が強まっていた21日、南北軍事境界線に近い席毛島(仁川市江華郡)でコメを入れたペットボトルを海に流して北朝鮮に送る計画を立てていたが、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)と妹の金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長の「恐喝・脅迫」で韓国国民が不安を感じているとして、計画を保留した。  朴氏は家宅捜索が行われた26日に記者団に対し、「(韓国政府が)金正恩、金与正に服従し、物乞いしながら国民の表現の自由は抹殺するのか」と批判し、「金正恩の暴政が続き、政治犯収容所が存在する限り、(北朝鮮へのビラ散布を)継続する」と言明した。

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(2020/06/30)