「美は美しいお道具から生まれる」君島十和子さんのキレイのお守り(25ansオンライン)

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メイクは見た目を自分で変えられる強い武器ですね。でも、カラーアイテムは熱心に選んでいても、その周辺のお道具には無関心、という人はいませんか? お道具を大切にすることは、メイクの仕上がりに大きな変化を招くと思います。 例えば筆。カラーアイテムそのものはプチプラのものでもいいけれど、それを塗るツールは、付属のチップでは大人の女性の肌にはしっくりなじみません。私が今、愛用しているのは、「SUI TOKYO」のものと、赤リスの毛を使った熊野筆。いずれも名入れをしています。販売終了してしまいましたが、「キッカ」のアイシャドウブラシも、カットの角度が気に入って、何度もリピートしてきました。気に入った筆があると、メイクをするときの気持ちも丁寧さも変わります。 お道具が大切なのはスキンケアも同様。コットンは、コットンパックにぴったりの大判の「ウェレダ」のオーガニックコットンや、手前みそですが自社のもので非売品の、繊維が肌に残らない優しいコットンを使っています。長く使う筆も、消耗品のコットンも、肌に直接触れるものだからこそ、自分の五感が喜ぶものを見極めることが大切だと思います。 ミラーは、角度を変えて横顔や上下からの目線でメイクを確認できる二面鏡と、アイメイクなどの細かい部分を仕上げるための10倍の拡大鏡を併用しています。年齢とともに視力も衰えてきたので、「なんとなく」の感覚でメイクをするのはご法度。だからこそ、有能なミラー選びが大切なのです。 扱い方も重要です。筆は、購入時にお手入れ方法を確認しましょう。頻繁に洗浄するのは筆が傷むので、私は毎回、マイクロファイバーのタオルでさっさっと脂分を落とします。またミラーはメイクの前後に2回、指紋が残らないようにきれいに磨きます。これは私のメイクの儀式のようなもの。大げさかもしれませんが、美に携わる者としての矜持のようなものでもあります。 自分に合った、よいお道具を選ぶこと。そしてそれを大切に使うこと。それはなによりメイク上手への近道ではないかと思います。

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(2020/06/29)