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　新型コロナウイルス対策のため、無観客となった今大会は４日間ともインターネットの動画サイト「ユーチューブ」を通じて無料で生中継され、最終日のプレーオフは視聴者が２４万人を超えた。第１組からの完全中継をＣＭなしで実施した主催のアース製薬に、感謝を伝えるファンらの書き込みも目立った。 　同社の大塚達也会長は「平日の昼間に２０万人はかなりいい数字ではないか。ゴルフの新しい見方を提案できた」と話し、来年以降もネット中継の継続と充実を図る方針を示した。 　昨年までは民放と系列のＢＳ、ＣＳで放送されたが、大塚会長は、広告費など巨額の費用を負担しながら、番組の著作権を放送局側が持つ現状に「矛盾も感じていた」という。 　ツアー放映権の一括管理を目指す日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長も「新しい見方、楽しさを訴求していただいた。女子ツアーにおける大きなうねりを感じている」と話した。（奥村信哉）

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(2020/06/29)