阪神カギは1、2番 助っ人もっと振れ/桧山進次郎(日刊スポーツ)

【リンク先抜粋】
阪神の開幕から3カード連続負け越しは思ってもみないことでした。巨人、ヤクルト、DeNAとの9戦は5勝4敗、うまくいけば6勝3敗と読んでいただけに痛いですね。 【写真】本塁打を放つボーア 「5三振だったらひげをそる」と豪語 いずれも狭い球場だったので打ち合いも考えられました。しかし、チーム打率2割4厘、平均2・1得点が示すように、打線が機能しなかったのが大きく響いた。 ぼくも98年に開幕から3カード負け越しを経験しているので、重苦しいムードは察することができます。移動日を挟んだ30日からの中日3連戦は、なんとしてもカードの「頭」をとりたい。 ポイントになるのは1、2番の出塁にかかっています。3番糸井、4番マルテのバッティングの状態が良いので、その前に走者をためて得点に結びつけたいところです。 特にトップバッターの近本ですが、DeNA戦をみていると、フォームが小さくなっているように感じました。具体的にいうと猫背になっている。グリップの位置も下がっているようでした。 打者は今まで以上にストライク、ボールの見極めをしようとすると、背中が丸くなりがちです。結果がでないと余計にそういう姿勢になって、だんだんフォームも小さくなってしまう。 だから打撃練習から大きくスイングすることを心掛けることです。近本は足も速いし、固め打ちするタイプなので、これからきっかけをつかめば上昇してくるはずです。 また新外国人ボーア、サンズは、もっと初球から振ってほしい。変化球に対応しようと、ストレートに差し込まれている。広いナゴヤドームだけに「ガツン!」といきたいものです。

続きはこちら

(2020/06/29)