発見から9年後に判明 東日本大震災の身元不明の犠牲者 石巻市の当時99歳女性(KHB東日本放送)
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東日本大震災の2カ月後に石巻市で見つかった遺体の身元が9年余りが経ちようやく判明しました。
身元が判明したのは石巻市の阿部きうさん(当時99歳)です。
阿部さんの自宅があった南浜町は震災の津波で壊滅的な被害を受けました。
阿部さんの遺体は震災2か月後の2011年5月に阿部さんの自宅からおよそ13キロ離れた石巻市竹浜の海岸沿いで地元の人ががれきの中から発見しましたが、損傷が激しく身元が分からないままとなっていました。
県警は、捜しあてた複数の親族とのDNAの鑑定結果や、生前の写真が骨格から復元した似顔絵とよく似ていたことから、遺体は阿部さんと特定しました。
県警は阿部さんの遺骨を7月2日に遺族に引き渡します。
なお県内では、震災後に発見された7人の遺体がいまも身元が分かっていません。