被害者が語る“あおり運転”の恐怖 厳罰化への期待 北海道(HBCニュース)

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 全国で後を絶たない“あおり運転」に対し、30日からは取り締まりも強化されます。  白い乗用車の後ろにぴったりとつけた大型トレーラー。ことし3月、札幌市中央区でドライブレコーダーがとらえた映像です。赤信号で止まると、トレーラーの運転手は乗用車のもとへ。  「ぶつかりそうだったでしょ、開けろよ」(トレーラーの運転手)  信号が青になり、再び走り出すと、今度は乗用車を追い越して、強引に割り込みました。  当時、“あおり運転”には、明確な規定がありませんでした。道警はトレーラーの運転手を今月、乗用車の進路をふさいだなどとして、暴行の疑いで書類送検しました。  「あしたから“あおり運転”(厳罰化)の法律が始まります。キャンペーンをやっています」(警察官)  道警は、去年、暴行罪などを適用する形で、“あおり運転”を6件、摘発しています。そして、29日からは“あおり運転”が明確に規定され、罰則も厳しくなるため、ドライバーに注意を促しています。  「(あおり運転は)車の中に乗っていても、死に直結してもおかしくない行為だと思いますね」(あおり運転の被害に遭った男性)  この男性は、去年6月、車に家族を乗せて後志の倶知安町を走行中、複数の乗用車に15キロにわたり付きまとわれました。  「前に出たときに、後ろの3台の車のうち1台が、急に加速して来て、ずっと後ろに張り付いたような形で…子どもが小さかったので、けがさせちゃいけないなというのがまずありましたけど」(あおり運転の被害に遭った男性)  交差点の手前でスピードを緩めると、前にいたトラックとの間に、白い車が無理やり突っ込んできて、進路をふさがれました。29日からは“あおり運転”に問われかねない行為でした。  子どもの泣き声「エーン」  さらに、白い車の男は、トランクから何かを取り出し、近づいてきました。  「あ、バール持ってきました!お願いします!早く来てください!」(警察に通報中の男性)  「早く来てください!子供がいるんです!」(男性の妻)  その後、警察が駆けつけ、けがはありませんでした。男性は、“あおり運転”を厳しく取り締まる今回の法改正に期待しています。  「あおり運転で被害に遭う人もたくさん出てくるかもしれないので、まず第一歩は踏み出せたかなと。警察の方にも、処罰が広く適用されるように厳しく取

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(2020/06/29)