コロナ終息への研究支援 京都大が知財を無償開放(産経新聞)

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 京都大(京都市左京区)は29日、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的流行)終息に貢献し得る研究開発を対象に、同大が保有する知的財産権(知財)を一定期間、無償開放すると発表した。東京工業大(東京都目黒区)が同様に無償開放をしているが、総合大では珍しいという。  京大が新たに策定した、新型コロナ関連の研究活動を支援する産官学連携ポリシーの一環。同感染症の蔓(まん)延(えん)終結を唯一の目的とする研究開発などに対して同大で開発された特許技術などを利用し、パンデミックの早期終息に貢献するのが狙い。  無償開放される知財は、ワクチンや治療薬開発に関わる医療技術のほか、「3密」防止への応用が期待される人口動態分析に関するIT技術など、幅広い分野に及ぶ。無償開放は最長で令和4年12月末まで。同大産官学連携本部がホームページに公開している宣言書に必要事項を記入し、申し込むことができる。  同本部の河端賢本部長室長は「感染症にまつわる課題に対し、産官学連携活動を通じて積極的に社会貢献していきたい」と話している。

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(2020/06/29)