巨人ナインが最敬礼で迎える岡本 打率4割7分2厘ずばぬけた存在感(中日スポーツ)
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巨人は主役がそろい踏みで今季最多の12得点で完勝した。ずばぬけた存在感を見せつけているのが4番岡本だ。2回に適時打を放つなどすでに2安打で迎えた8点リードの6回1死。近藤の140キロ直球を振り抜くと打球はいとも簡単に左翼席中段へ飛び込んだ。
「しっかり捉えることができました。(好調について)始まったばかり。気は抜けない」。2試合連発となるトドメの4号ソロで、前日の4安打に続き2試合連続の猛打賞。開幕からの9試合で36打数17安打、打率4割7分2厘、4本塁打、10打点。ダイヤモンドを一周すると、ベンチのチームメートから最敬礼で迎えられた。
2試合ぶりに2番に入った丸が復調しつつあるのも大きい。1点先制直後の2回2死満塁で、山田大のスライダーを右前へ運ぶ2点適時打。「久しぶりに芯に当たった感じです。バンザーイな気分ですね」。打率1割台ながらこれで4試合連続安打。原監督も「今シーズン一番良いところで打ったのではないですかね。だいぶボールを呼び込んで、自分のポイントで打てるようになっていた」とうなずいた。
3カードで6勝2敗1分と開幕ダッシュに成功する中、打線は9戦で9通り。この日は2番丸、3番坂本の「マルサカ」がハマった。指揮官は「まあ少し左ピッチャーの時は、それの方が相手チームは嫌なのかなという感じはします」と説明。そして「まだこういう時期はチームがなかなか安定してないのでね。何が起こるか分からない中でゲームを運んでいるというのが現状。結果的には少し点差も離れたという点では良かった」。形を探っている最中でのこの破壊力。巨人打線、恐るべし。