阪神あぁ歴史的貧打 矢野監督は1番近本の復調願う(日刊スポーツ)

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<DeNA9-1阪神>◇28日◇横浜 矢野阪神が歴史的貧打で98年以来の開幕3カード連続負け越しとなった。8得点を奪った前日27日から一夜明け、5安打1得点と打線が沈黙した。開幕9試合で12球団ワーストとなるチーム打率2割4厘。球団では2リーグ分立後、ワースト3位となる低空飛行だ。投手陣も踏ん張れずに、2勝7敗。泥沼から抜け出させるのか。苦しい戦いが続く。 【写真】9回表阪神無死一塁、マルテが併殺に倒れ、ベンチで厳しい表情の矢野監督    ◇   ◇   ◇ 勢いが2日続かない。矢野監督の悩みも深い。 「(チーム好転の)きっかけになりそうな試合、2つしか勝ってないけど、2つとも2ケタ安打打って、これで波乗ってくれたらなというところがありながら、今日も立ち上がり1点取って、あそこから点取れない。波に乗れないな、というのはある」 劇的な逆転勝利で沸いた前夜から一転し、連打なしの5安打。2ケタ安打して今季初勝利を飾った翌日の24日に4安打1点での敗戦同様、今回も再び打線は沈黙。今季初連勝とはいかなかった。 この日も4番マルテ、5番ボーア、6番サンズと、助っ人3野手そろい踏み出場のMBS打線で臨んだ。だが、前日逆転3ランを放ったサンズは無安打。2点ビハインドの4回1死一、二塁でDeNA平良の外角球に手が出ず、見逃し三振。最終回も見逃し三振だった。 ボーアは9回にパットンから安打。ただ、7回に左腕石田との対戦で見逃し三振を喫し、来日後の実戦で、対左腕とは26打席連続無安打。シーズンでは8打数ノーヒットと“左腕アレルギー”を解消できなかった。 さらに深刻なのは1番近本だ。初回に四球を選び先制点に貢献したが、2試合連続無安打で、打率は規定到達者でワーストの1割1分4厘。矢野監督も「チカが機能してくると、相手にとっても嫌になる。近本の復調というか、まずは何回もチャンスメークを多くできるというのがウチにとって大事と思うけど」と復調を願う。 チーム打率は12球団ワーストの2割4厘しかない。長い猛虎史を見ても、開幕9試合を終えて、2リーグ分立後、ワースト3位となる数字だ。歴史的貧打もひびき、開幕から3カード連続負け越しは98年以来、22年ぶり。9試合終えた時点での2勝7敗も同年以来。打線の低迷だけでなく投手陣も12球団ワーストのチーム防御率5・42と、厳しい数字が並ぶ

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(2020/06/28)