ソフトバンクに立ちはだかる天敵・西武 工藤監督は討伐へ奮起(東スポWeb)

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「プロはやられたらやり返す」が信条の工藤ホークスにとってはつらい船出となった。28日の西武戦(メットライフ)に、3―4のサヨナラ負けを喫したソフトバンク。獅子の主砲・山川に6試合で5発を献上し、相手を勢いづかせてしまった。これで開幕カードのロッテ3連戦に続き、西武6連戦にも2勝4敗の負け越しとなった。  ともに敗れた開幕カードのロッテとの第2戦はレアードに先制弾を浴び、第3戦は井上に決勝の満塁弾を許した。レアードと井上には昨季、対チーム別成績で両者ともに最多の8本塁打を献上した相手だった。また同3戦では、昨年まで楽天に在籍し、今季からロッテにFA加入した美馬に5回9三振を奪われての1得点。昨季3勝を献上して防御率1・97と抑え込まれた相手に〝鷹キラー〟ぶりを発揮され、投打で天敵に屈した形だった。  そして、今回の西武との6連戦も山川が立ちはだかった。6試合5発。カード第2戦こそ空砲に終わったが、第4戦からの3戦連発は敵軍の士気を大いに高めた。山川には昨季も、対チーム別最多の11本塁打を献上。文字通り、天敵に返り討ちに遭った形だ。  自らも動作解析などを駆使したアプローチを積極的に取り入れ、研究熱心な工藤監督。昨シーズン終了後から天敵封じをチーム一丸となって準備してきた。「誰に打たれて、誰に得点されたのか、どうやって失点を防いでいくのか考えて、その中で答えを出さないといけない。答えを出す場所が試合だと思う。やってきたことをどうやって出していくのか。今は予測の範囲でしかできていない部分もある。それを結果として残して、初めてやったことが良かったと言える。打撃コーチ、投手コーチとみんなでまとまってやっていきたい」と、開幕前に逆襲を誓っていた。結果がすべての世界――。この2カード、望んだ結果が出なかったことで反骨心はさらに強まったはずだ。 「プロ野球選手である限りは、やられたらやり返す」。今一度奮起し、ライバル討伐へ包囲網を固めていく。

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(2020/06/28)