最年少タイトル記録持つ屋敷伸之九段「強い人の勝ち方」藤井聡太七段を称賛(スポーツ報知)

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 将棋の史上最年少棋士・藤井聡太七段(17)が28日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第91期ヒューリック杯棋聖戦5番勝負第2局で先手の渡辺明棋聖(36)=棋王、王将=を90手で下し、最年少記録の更新がかかる初タイトル獲得へ王手を掛けた。  この日、立会人を務めた史上最年少記録(18歳6か月)保持者の屋敷九段は感想戦終了後、報道陣の取材に対応。若き天才の戦いぶりに「非常に難しい将棋。中盤あたりからよくなったのが拡大して、勝ちに結びついていった。強い人の勝ち方」と称賛した。  屋敷九段は、約30年前の90年度前期・棋聖戦で中原誠十六世名人を下し、タイトル初獲得の最年少記録「18歳6か月」を樹立。当時を振り返り、「緊張感はありましたよね。時の人でしたし。子供の頃から名人やタイトルを獲得してましたからね。そういった意味では雲の上の人と当たる感じでした。かなり緊迫感ありました」。自身と同じように時の人に挑戦している藤井七段に対して、「だいぶ落ち着いて見えますよね。相手に敬意を払いつつ、一局に集中している」と評した。  30年越しの最年少記録の更新も間近。屋敷九段は「記録は名誉なこと。だけど、若くて強い人が出て、いろんな記録を塗り替えて。(タイトル奪取も)現実味を帯びてきた。注目度も高いですし、将棋界だけで無く、世の中にも注目されていて、いいことだと思います」と期待を込めた。

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(2020/06/28)