北海道、新たに17人感染 「昼カラ」利用客ら(産経新聞)

【リンク先抜粋】
 北海道と小樽、札幌の両市は28日、道内で新たに17人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表した。このうち14人は小樽市の繁華街・花園地区にある店の「昼カラオケ」の客で、同市で感染が判明した昼カラ3店の客・経営者とその関係者は計33人となった。 【イラスト】電車に乗る位置、どこがベスト?  小樽市の迫(はざま)俊哉市長は同日、臨時記者会見を行い、感染者が確認された昼カラのうち3店目を「カレン」と公表。6月1日以降の利用者に保健所へ連絡するよう呼びかけた。さらに、市内事業者に昼カラの営業自粛を要請。昼カラ利用者には市外の昼カラに出かけないよう求めた。  市内では80代の昼カラ客が26日に死亡しており、迫市長は「高齢者の憩いの場を提供したいという事業者もいるが、結果として来店者が命を落とすのは本意ではないはず」と訴えた。  また、昼カラについて「午後1~5時ごろと時間が長い。高齢者が圧倒的に多く、夜間に比べ密集度も高いのではないか」との見方を示した。  カレンを公表した理由については「(重症の)経営者から来店者情報を聞き取れず、さらなる感染拡大を心配した親族から了承を得た」と説明した。  道内では28日、小樽市の14人を含む17人の感染が確認された。  小樽市によると、市内の14人は60~80代男女11人と年代や性別が非公表の3人で、半数を80代が占める。全員が昼カラの客で、内訳はカレン4人と2店目9人、利用店非公表1人。2店目の客のうち、80代女性1人は同じ日に1店目店も利用していたという。  3店の市内の感染者は、すでにクラスター(感染者集団)と認定済みの最初の店12人▽2店目12人▽3店目(カレン)6人となった。市は、2店目とカレンもクラスターと認定。このほか、札幌市の陽性患者1人が1店目とカレンを利用したことが判明している。  小樽市以外の新たな感染者は、札幌市・80代無職女性▽同・80代無職男性▽石狩地方・20代無職男性-の3人。いずれも「昼カラ」との関係はなく、感染経路不明は80代男性1人という。  道によると、28日午後5時時点の道内の感染者は延べ1239人(実人数1222人)。このうち6人が重症となっている。28日までに計99人が死亡した。

続きはこちら

(2020/06/28)