フリーランスが就業不能保険や所得補償保険を検討すべき理由と、両者の違い。精神疾患は対象外に注意(マネーの達人)
【リンク先抜粋】
働けなくなったときに備えられる保険は、どこで加入できるのでしょうか。
■民間の保険会社
民間の保険会社では、就業不能保険や所得補償保険が販売されています
就業不能保険や所得補償保険は、どちらも病気やケガなど所定の原因で働けなくなった場合に、毎月一定額の保険金を受け取れる保険です。
しかし詳細は以下のように異なります。
免責期間とは、保険金が支払われない期間のことです。
例えば、免責期間が60日の就業不能保険に加入すると、病気やケガなどで働けなくなってから60日経過しないと保険金を受け取れません。
免責期間は、所得補償保険の方が短いので、早く保険金を受け取れます。
しかし所得補償保険で保険金を受け取れる期間は1~2年と、一般的に就業不能保険よりも受取期間は短くなります。
一方で就業不能保険は、免責期間が所得補償保険より長いものの、保険契約が満了する年齢を上限に、働けるようになるまで保険金を受け取れます。
そのため
・ 短期間の就業不能状態に備える場合は、所得補償保険
・ 長期間にわたって収入を確保したい場合は、就業不能保険
を選びましょう。
■フリーランス協会
自営業やフリーランスは、フリーランス協会に加入すると、会員向けの特典として以下の保険に加入できます。
・ 所得補償プラン(所得補償保険)
・ 長期所得補償プラン(団体長期所得補償保険)
所得補償プランは、損害保険会社が取り扱う所得補償保険と基本的な仕組みは同じですが、団体割引が適用されているため保険料は割安です。
例えば、事務職で年齢30歳、保険金額20万円の方の保険料は月額1240円です。
一方で長期所得補償プランは、働けない期間が長期間にわたった場合を補償する保険です。
団体長期所得補償保険の支払対象外期間は、90日または365日で、保険金額は所得補償プランと同じく平均所得の85%の範囲で設定します。