野党・国民党が国会を占拠 監察院人事に不満/台湾(中央社フォーカス台湾)

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(台北中央社)公務員や行政機関の監督などを担当する監察院の院長に与党・民進党の重鎮、陳菊(ちんきく)氏が指名されたことに不満だとして、野党・国民党の立法院党団(議員団)は28日、立法院(国会)に押し入り占拠した。蔡英文(さいえいぶん)総統に対し院長人事の撤回を求めている。 国民党は声明で、監察院が陳氏の高雄市長時代の弾劾案などを複数抱えていることに言及。監察委員の大多数が民進党の関係者や党員であることにも触れ、同院の人事について「決して受け入れられない」と訴えている。これを受け游錫堃(ゆうしゃくこん)立法院長(国会議長)は、29日午前には与野党協議が開かれるとして国民党に理性的な対話を呼び掛けた。 同院の人事を巡っては、19日に国民党の黄健庭前台東県長が副院長に指名される見通しが明らかになると与野党から反発を招いた。黄氏は辞退したものの、同院の廃止を検討すべきとの声も上がるなど波紋が広がっている。 (劉冠廷、蘇龍麒、温貴香/編集:楊千慧)

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(2020/06/28)