伊東商議所青年部、店舗の感染対策動画に 安心「見える化」、アイデア共有も(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)
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伊東商工会議所青年部「気鋭の会」(佐々木伸一会長)が、市内事業者の新型コロナウイルス感染予防対策を発信する「伊東温泉あんしんチャンネル」を開設した。飲食店や販売店などさまざまな業種の取り組みを1分程度の映像で紹介。市民や観光客に「安全・安心」をPRするとともに、感染予防アイデアの共有にもつなげる。
コロナ禍で同会も活動自粛を余儀なくされる中、石井幸太郎さん(38)ら有志6人が発案した。26日は市内のパン店「山茶花(さざんか)」を訪問。パンを個包装して並べていることや、マスクがない来店客用に簡易マスクを手作りしたことなどを動画に収めた。
映像は動画投稿サイト「ユーチューブ」やフェイスブック、インスタグラムなど会員制交流サイト(SNS)で幅広く配信。ハッシュタグ(検索目印)も付け、観光客らが店舗の衛生環境を手軽に調べられるようにする予定だ。石井さんは「ポストコロナ時代は『安心』が最重要テーマ。通常のPRが難しい今、安心を見える化することで集客促進につなげたい」と話す。
撮影は、店主や経営者が出演して自らの言葉で伝えることと、編集なしの一本撮りによる親しみやすい手作り感にこだわる。撮影店舗は市内全域から募集し、感染の第2波が懸念される秋までに100軒を目指す。会員らは「業種に応じて感染予防策はさまざま。それぞれの工夫を市内をはじめ市外の事業者にも知ってもらうことで、安全・安心の輪を広げられれば」(石井さん)と考えている。