中学受験、学校選びによる異なる勉強法とは?(ベネッセ 教育情報サイト)

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中学入試で受験する学校を決める際、重要になるのは6年生の2月の時点での偏差値で、いわばそれまで偏差値がいくつであってもあまり関係がないといえますが、いざ受験する学校を決めるときに、偏差値によって残念ながら制約が出てくることになります。もちろん、皆さんそうならないために、準備を急がれているということだと思います。 この準備というのは、偏差値を上げるということももちろん大切ですが、行きたい学校に合った勉強法をするというのも大切にしてほしいのです。たとえば、東京では算数で高度な図形の問題を出題する学校は少ないですが、駒場東邦に関してはその限りではありません。これを6年生になってからあわてて始めても難しいというのが実情です。図形というのは学習の積み重ねというよりは、小さいころからの素養が大きなウェートを占めます。図形が入試で出る学校の受験を考えているのであれば、できれば、小学校の低学年あるいは中学年ではグラフや円は描けるように、図形のだいたいの様子がわかっているというところまでもっていきたいものです。 このように、偏差値の壁に加えて、どういう学校を受けるかによって勉強しなければいけないことは変わってくるというわけです。 もう一つ大きな違いというのは国語です。国語は、難関校では、7,000字前後の長文が出ます。長文は、5年生の段階で手をつけているのといないのとでは大きな差が出てきます。 小学生の発達段階では、女子のほうが読書が好きで国語がよくできる傾向にあるお子さまが多く、国語の同じテストをした場合は圧倒的に女子のほうがよくできます。 この考え方を前提として、男女が同じ問題で競うのだとしたら、共学で勝負しようとするのか、男子校・女子校で勝負することにするのかを決めるのも入試における一つの戦略となります。これは、おのおのの能力というよりは一種の「判断」という意味です。実際、中学受験では共学校の場合も男女の比率が完全に同じになることは少なく、幸か不幸か男子と女子とで違う学校を受験する傾向にあります。 また、理科に関しても苦手なお子さまが多い分野です。このように、科目の得意・不得意を含めて4教科で受験するのか、国語と算数の2教科で受験するのか、算数や国語の1科入試で受験するのか、判断することになります。見極めでいいますと、5年生の2学期に偏差値50以上を安定して保っているお子

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(2020/06/28)