サンズは選球眼いい打者 ボーア上昇気配/真弓明信(日刊スポーツ)

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<DeNA6-8阪神>◇27日◇横浜 来日初出場から大きな仕事をやってのけた新外国人サンズは本物なのか。9回に逆転3点本塁打を放つ前の4打席では、三振、右飛、三振、二ゴロと当たりがなかった。 【写真】二盗に成功するジャスティン・ボーア 真弓 山崎のツーシームは甘めに入った。おそらくカウントが2-1になったことで、ある程度、外寄りの球を予測したようだった。それまでサンズが凡退していたのは、むしろDeNAの投手にうまく攻められたといえる。ただこの日の5打席を見て、選球眼がいいタイプの打者だとみた。やみくもにボールを振りにいくようなバッターじゃない。外野の守備もちゃんと守っていたから、このまま起用を続けるべきだろう。 マルテ、ボーア、サンズの並びで臨んだ一戦。外国人は全員が結果を残したのは心強い。 真弓 やっぱり3人並ぶと「厚み」を感じる。この試合では、4、5、6番だったが、相手から怖がられるだろうね。それとボーアの打席からは上昇の兆しが感じられたのは大きい。 1回にマルテの犠飛で先制し、なおも2死三塁の場面。ピープルズの1-1からの2球目、チェンジアップを三遊間にタイムリーを放った。8回も国吉の高めストレートを左越えのヒットを打った。 真弓 ボーアの状態はちょっとずつ良くなってきている。来日初安打になった6月24日のヤクルト戦(神宮)の中前打も変化球にバランスを崩しながらも、粘って芯に当ててヒットにした。いいスイングだからヒットになるわけではない。この日も外角高めで引っ張れないボールだったが、それを三遊間にもっていった。こういうヒットがでだすと、本人も精神的にも楽になる。ただ先発を早く代えてリリーフをつぎ込んでいくことで、しわ寄せがくることを少し心配している。

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(2020/06/27)