海外版ファミコン「NES」の不思議な世界 『バック・トゥ・ザ・フューチャー2.3』映画は大団円で終了!しかしNES版は相変わらずのカオスに…(インサイド)
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こんにちはSUKESANです。
はじめに本記事のテーマである「NES」について、再度説明いたします。「ファミリーコンピューター(ファミコン)」と言えば、任天堂が1983年に発売した家庭用ゲーム機。2016年には小型化した「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」も登場しましたし、いわゆるファミコン世代ではない方にとっても、馴染みのある存在でしょう。もはや説明不要の名機ですね。
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しかしそのファミコン、日本版と海外版では見た目もソフトも大きく異なっているのはご存知ですか?
今回ご紹介する「NES」は、簡単に言えば「海外版のファミコン」です。正式名称は「Nintendo Entertainment System(ニンテンドーエンターテインメントシス テム)」、通称「NES(ネス)」 。日本のファミリーコンピュータは1983年に発売されましたが、NESは日本から遅れること1985年に発売されました。
マシンスペック的には日本のファミコンとほぼ同じなのですが、外観はもちろん、リリースされたソフトのラインナップ、そしてその内容は日本版と大きく違いがあり、これがまた面白いのです!
日本では発売されていないソフトがあるのはもちろん(その逆もありますが)、ライセンス商品の場合はキャラのみ差し替えられて中身がそのままだったりと、なかなか興味深いのなんの。
前回は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の紹介をしました。そして今回は映画でも続編となった、『バック・トゥ・ザ・フューチャー2、3』(以下BTTF)の紹介をしていきます。今回、地上波で放送されたことにより大盛り上がりとなった「BTTF」シリーズ。筆者もおそらくは100回以上見ているにも関わらず、また見てしまいました。
映画の「2」と「3」は、そもそも一本の映画として企画されました。しかし、3時間を超えてしまうという理由からそれぞれに分けて上映されることに。今回紹介するNESのゲームはそれを意識してか、2,3が一緒のストーリーとなって収録されています。
それでは2の未来、そして3の西部開拓時代がどのようにゲーム化されたのかを見ていきましょう(覚悟してね)。
空飛ぶデロリアンがメインになった、センスのいいタイトル画面。が、予めお話しておきますが、この作品の開発は、この連載で何度も書