クレジットとスマホ決済、消費者はどちらがお得?(TOKYO MX)

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TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月~金曜7:00~)。6月10日(水)放送の「オピニオンCROSS neo」のコーナーでは、生活経済ジャーナリストの柏木理佳さんが“キャッシュレス手数料”について述べました。 ◆キャッシュレス決済は売れば売るほど赤字!? キャッシュレス決済に伴う政府のポイント還元制度で、キャッシュレス対応店舗の定着と負担軽減のため、経済産業省はキャッシュレス決済事業者の手数料情報をリスト化して公表する方針を固めたことがわかりました。キャッシュレスを導入した店舗からは、還元策が終了する6月末以降に手数料を引き上げられることへの懸念の声が上がっており、公表で決済事業者間の競争を促し、手数料の抑制を図ります。 手数料公表の過程には「持続化給付金」が絡んでいるとか。というのも、持続化給付金同様、キャッシュレス・ポイント還元にも電通が関与しており、「キャッシュレスの手数料は最低でも公開しなさいというところから始まった」と柏木さんは言います。 そもそもこの手数料は非常に高く、「小売店にとっては売れば売るほどマイナスになり、キャッシュレス・ポイントで倒産する個人商店も出かねない」と指摘。そんななか、コロナ禍によりスマホ決済よりもクレジットカードを使う人が増え、その利用率はなんと約85%。 そんなクレジットカード決済の手数料は3~6%。「個人商店でほとんど取引がなかったり、規模や業種によって高くなることがある」と言い、コンビニやチェーン店は手数料が低く抑えられていると説明します。 昨年、消費税率引上げとともに「キャッシュレス・ポイント還元事業」が開始され、その際クレジットカード決済を導入した店舗は、端末機の費用などで約30万円かかったものの、そのうち3分の2は国から補助金が出ました。一方、スマホ決済は店舗側の費用はなしとなっているところもあるそうですが「来年9月くらいで終わってしまう」とのこと。 総じて、店舗側はキャッシュレス決済化により手数料が引かれ、「結局、現金でなくなったことで利益率が下がってしまっている」と柏木さん。また、購入後にキャンセルがあった場合、その手数料も店舗側の支払いに。それもまた大きな負担になっているそうです。 ◆クレジットとスマホ決済、どちらがお得? 一方、利用者にとっては何が

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(2020/06/27)