不倫からの略奪再婚、養育費減額をめぐり前妻と直接対決の結果──楓の場合《後編》(週刊女性PRIME)

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 楓さんたちの再婚は、幸せになろうとする夫、幸せを奪われる前妻という構図でしたらから、前妻のつぼみが康生の再婚を阻止しようとするのは当然といえば当然。ついにつぼみが根負けしたのは、楓さんが康生と知り合ってから6年後。つぼみから署名済の離婚届を受け取った康生は早速、役所へ提出。子どもの親権者の欄には当然、つぼみの名前が書かれていました。そして翌日には婚姻届を提出し、晴れて2人は夫婦に。楓さんの支えによって康生は離婚交渉という難儀を乗り切れたのです。  ところで、前妻が養育費の見直しに応じることは本来もらえるお金を自ら手放すことを意味するので、ただでさえ難易度が高いのですが、さらに離婚の経緯がマイナスに働くのは言うまでもありません。  筆者は「コロナは永遠に続くわけではありません。落ち着くまでの間、お互いの両親に助けてもらうのがいいのでは?」とアドバイスしたのですが、両親は楓さんが物心がつく前に離婚。母子家庭で育った楓さんは父親の現況を知りません。一方の母親はすでに68歳。県営住宅(家賃は月2万円)に暮らし、わずかな国民年金とシルバー人材センターからの少々の仕事で糊口をしのぐ日々で、全く余裕はありません。交際2年目のころ、康生は楓さんの母親のもとへ「嫁と離婚できたら娘さんを幸せにします」と挨拶をしに行ったのですが、母親は丁重にもてなしてくれました。  一方、康生の両親はどうでしょうか? 両親はシングルマザーである楓さんのことを快く思っておらず、なおかつ、つぼみとの離婚が成立していないのに付き合いが始まっていることから、強く反対していました。親をとるか彼女をとるか。康生は両親と縁を切る覚悟で楓さんとの関係を続けたのですが、楓さんが両親に挨拶することはかなわず。いまだに康生は両親へ連絡するのが難しい状況。「援助してほしい」と頼むのは到底、無理でした。

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(2020/06/27)