ビーガン向け商品は今後の食トレンドとなるか? 検索ワードから調査してみた(ねとらぼ)
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ビーガンとは、イギリスで発祥したベジタリアン(菜食主義者)の一種のライフスタイル。ベジタリアンには乳製品と菜食(ラクト・ベジタリアン)や、乳製品と卵と菜食(ラクト・オボ・ベジタリアン)などいくつかのタイプがある中で、ビーガンは卵や乳製品、はちみつ、魚介や肉の骨からとったスープなども含む、動物性食品を一切口にしない完全菜食主義者のことをいいます。
主なたんぱく質源は豆類で、豆腐や大豆ミート、グルテンミートなどを食べ、チーズやヨーグルトは、豆乳など植物性の原料で作られたものを選択します。また、健康だけでなく、環境保護や動物愛護のためという考えのもと、食のみならずレザーや毛皮など動物由来の衣服も身に着けない人(エシカル・ビーガン)もいるといいます。
近年、発祥国のイギリスでは、もともと多かったベジタリアンがビーガンに切り替えるなど、ビーガンの人口が増加傾向にあるといいます。アメリカでは、毎食ではなく"時々ビーガン"のスタイルも広がり、全世界のビーガン人口はここ数年で6倍にもなっているといいます。
日本でも、インバウンドの増加にともない「ベジインフラ」の整備が課題となり、ビーガン向けのメニューを提供するお店や、ビーガン向けカップ麺、お弁当なども見かけるようになりました。日本人にとっても、ビーガンへの接点が増えている印象を受けます。(参考:『完全菜食ビーガンの可能性 34億人市場の入り口に』)