母娘3代の想いを背負うママさんレスラーが実娘のJKレスラーを破って王座を防衛!病に伏せる意識不明の母へ「このベルトを持ってお母さんの目を覚まさせてきます!」(バトル・ニュース)

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 闘志むき出しのいぶきはゴングと同時に丸め込みの連発で速攻決着を狙い、決まらないと見るや全力疾走のショルダータックルで何度もぶつかっていき、逆水平チョップを怒涛の連打。  しかしハム子はこれをすべて正面から受け止め、いぶきをコーナーに上げてその豊満な腹を押し付けながら「生まれてきてくれてありがとう!」と叫んで娘とのタイトルマッチという悲願成就の喜びを噛みしめる。いぶきは「ナメんじゃねえぞ!クソババア!」と叫んで得意のライトニングスパイラルで叩きつけ、いぶロール、グッドいぶニングと多彩な丸め込みを繰り出していくが、これをすべて返したハム子が雪崩式ブレーンバスターからぶちかまし式のラリアット、最後はこだわりのダイビングボディプレスで3カウントを奪った。  試合後にマイクを取ったハム子は、「いぶき、早く母親である私を越えてほしい。でも、いぶきのために、今越えさせるわけにはいかない。実は、私の母が今持病でとても危険な状態で、今日ここで試合できるかもわからなくて、でも、必死に生き続けてくれてるから、私は、今日いぶきとの試合ができました。北海道に、このベルトを持って、お母さんの目を覚まさせてきます!」と涙ながらに語り、この王座戦が母娘3代に渡る想いが詰まったものであったことを明かす。  そしてハム子は、今回の防衛を受けてIW19王者決定トーナメントの相手であり、現ICE×∞王座(アイスリボンシングル王座)を持つ雪妃真矢に挑戦を表明。7月12日の大阪大会での王座挑戦が決まった。  バックステージに戻ったハム子は、「母娘で地方とか後楽園の第1試合とかでシングルしたんですけど、まさかメインイベントでタイトルをかけてシングルをするとは思っていなかったので嬉しいです!いぶきも今まで出したことない技とか出してきたんで、『私を倒すために考えてきたんだな』っていうのは伝わりました。でもやっぱり、娘のことなので私は知り尽くしているので、それに惑わされず、最後はキッチリ自分の得意技であるボディプレスで勝ちました」と笑顔。  そして、「今うちの母親がいつどうなってもおかしくない状況なので。今日の試合もハッッキリ言って出られるかどうかがわからなかったので、いぶきと試合ができて……このベルトを北海道のお母さんの病室に持っていって見せてあげて、今意識がないので、目を覚ましてくれたらなって思います」と、

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(2020/06/27)