巨人・菅野“神宮アレルギー”治らず… 6回に突如崩れ5失点(夕刊フジ)

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 いよいよもって悩ましい。巨人・菅野智之投手(30)は26日のヤクルト戦(神宮)に先発し、6回途中5失点KOを喫した。プロ入り以来、右腕を悩ます“神宮アレルギー”は深刻度を増すばかりだ。 【写真】坂口の中安打にグラブを伸ばす菅野  「チームに感謝です。次の登板に向けて頑張ります」  そう短く言い残した菅野。神宮では2018年のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦で四球1つのノーヒットノーランを達成しているが、プロ入り後、戦前までに9試合に登板し1勝6敗、防御率5・51。昨季、唯一の登板だった4月25日は3回1/3で12安打、3本塁打を浴びて7失点と散々。レギュラーシーズンでの相性の悪さは筋金入りだ。唯一の白星は16年4月13日に挙げた完封勝ち。丸4年間に渡って勝てていない鬼門中の鬼門だ。  この日も走者を背負いつつも5回までは無失点で粘ったが、1-0の6回無死一塁から山田哲に逆転2ランを被弾。さらに3本の長短打を浴びるなどつるべ打ちを食らい、マウンドから引きずり降ろされた。  チームは土壇場の9回に重信の2ランで逆転し黒星こそ免れたが、屈辱の歴史が続いたことになる。神宮での相性は最悪の一言だが、昨年4月12日の東京ドームでは7回1失点に抑えてチームを勝利に導いている。ヤクルトへの苦手意識が先行しているとは考え難い。  原辰徳監督(61)は「本来の投球ではなかったね。6回は勝負どころだったからね。1番打者からで、らしくない打たれ方だった」と首をひねる。  次回の神宮でのヤクルト戦は、およそ1カ月後の7月24-26日。このまま中6日のローテーションを守り続ければ菅野の出番となる。アレルギー克服には女房役との共同作業も必須。CSでのノーヒットノーランも、シーズン唯一の白星も小林がマスクをかぶっていた。状況改善には、死球による左尺骨骨折でリハビリ中の恋女房の帰還も必要か。 (片岡将)

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(2020/06/27)