サムスン、世界スマホ市場1位奪還が確実…ファーウェイは「2カ月天下」(中央日報日本語版)

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新型コロナウイルス感染拡大の影響で停滞していたサムスン電子のスマートフォン販売率が回復に向かい、今月はグローバル市場シェア1位奪還が確実視されている。4、5月に中国ファーウェイ(華為技術)に1位を明け渡してから2カ月ぶりだ。 市場調査会社ストラテジーアナリティクス(SA)は26日、サムスン電子の先月のスマートフォン出荷量は前月比47%増の1690万台で、速いペースで回復していると分析した。インド・ノイダのサムスン電子スマートフォン工場など一時閉鎖された生産工場が再稼働し、ギャラクシーAシリーズなど中低価格スマートフォンが市場で売れているということだ。 ◆ファーウェイ、中国内需市場を背に「1位」 サムスン電子が初めてファーウェイ(華為技術)に1位を明け渡した4月当時、両社の世界市場シェアはそれぞれ21.4%(ファーウェイ)、19.1%(サムスン電子)と2.3ポイントの差だった。しかしサムスン電子は先月、この差を0.7ポイントに縮めた。 ファーウェイの善戦は、中国内需市場が新型コロナの衝撃を比較的早く克服したためと分析される。一方、サムスン電子のスマートフォンの人気が高い米国・欧州・インドは新型コロナの衝撃から抜け出せなかった。一部では地域封鎖令が発令され、オフライン売り場は閉鎖された。 ◆サムスン電子、高いオンライン市場シェアに「BTSフォン」発売効果も サムスン電子はオンライン市場シェアの優位で回復に向かっている。調査会社カウンターポイントリサーチによると、今年1-3月期に米国で販売されたスマートフォンのうち17%がオンラインで取引された。新型コロナの影響が大きかった4月にはオンライン取引比率が33%に増え、スマートフォンの3台に1台がオンラインで売れた。 こうした状況でサムスン電子はスマートフォン販売上位5社のうち唯一、全体の市場シェア(33%)よりオンライン市場シェア(37%)が高かった。オンライン市場シェア1位のアップル(38%)との差も1ポイントにすぎない。 下半期にはK-POPスターの防弾少年団(BTS)とのコラボ「ギャラクシーS20+BTSエディション」も世界市場発売を控えていて、業績の改善につながると予想される。このエディションは最近、韓国市場オンライン販売で完売となった。来月は米国・欧州・東南アジア・中南米など約50カ国で販売される。

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(2020/06/27)