<笘篠賢治が語るカープの見どころ7選>#2「鍵を握るのは鈴木誠也の前後打者!」(広島アスリートマガジン)

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 V奪回、そして悲願の日本一に向けて出航した佐々岡カープの見どころとは!? 全7回にわたりカープOB・笘篠賢治氏に2020年の注目ポイントを聞いていく本企画。第2回目の今回はクリーンアップ、中でも不動の4番・鈴木誠也選手の前後を打つ3、5番打者について語る。 【写真】鈴木誠也「あの時練習しておけば良かったって思いたくない」。1年目に語ったプロ野球の壁。 ◆「打率も残した上で、長打も打てる西川選手は理想の3番!」   鈴木誠也選手がカープの4番から日本の4番へと成長しただけにチームも安泰……とはいかないのが野球の難しいところですよね。昨季は鈴木選手の前後を打つ3番打者を固定できなかったということが、カープ打線の迫力を欠いた要因の一つだったと考えています。  まず5番に座ってほしかった松山竜平選手ですが、コンディション不良ということで開幕を一軍で迎えることはできませんでした。幸いメヒア選手が練習試合を通して猛烈にアピールしていましたから、当分は彼に5番を任せていく形になると思います。あれだけの長打力を見せつけられると、どうしても5番に置きたくなってしまいますね。昨季のように鈴木選手が勝負を避けられるシーンが増えるとなると、5番にはやはり長打を打てる打者を置きたいですからね。  そして今季も問題となるのが3番です。チームで最強の打者である“鈴木選手と勝負せざるを得ない状況をつくる”という意味では3番の出来が非常に重要です。  ここはズバリ、西川龍馬選手に任せたいです。3番は『出塁率が良く、打率が残せて、長打も打てる左打者を置きたい』というのが私の見解なのですが、そう考えると西川選手が適任なんです。初めてレギュラーとして戦った昨季の経験を踏まえて今季は西川選手がどんな打撃を見せてくれるのか、本当に楽しみですね。

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(2020/06/27)