分散化の力でインターネットに革命を起こす「ThreeFold」の挑戦(Forbes JAPAN)

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分散型インターネットの実現を目指す謎のプロジェクト「ThreeFold」は、全てのブロックチェーンプロジェクトの合計を上回るキャパシティを誇る。 ブロックチェーン系のスタートアップの多くが誇大宣伝を行う中で、自社についてほとんど語らないThreeFoldは珍しい存在だ。同社は、インターネットが始まった当初からの理念である、分散化や非所有、アクセシビリティ、無料を実現しようとしている。 「我々はCPUコア1万8000個と9000万ギガバイトものキャパシティを誇る。これは、全てのブロックチェーンプロジェクトの合計の5~10倍はあるだろう」とThreeFoldの創業者であるKristof de SpiegeleerはTechFirstのポッドキャストで述べた。 これは驚くべき規模だが、de Spiegeleerはアマゾンに比べるとまだ足元にも及ばないことをよく認識している。 「インターネットのキャパシティであるストレージ容量と処理能力の80%を、20社足らずの企業が所有している。本来は、電力のようにどこにでもあり、必要とする全ての人がアクセスできなければならない。また、低コストで、信頼性があり、独立していることが求められる」とde Spiegeleerは話す。 例えば、あなたが同じ町内に住む母親にメッセージを送るとしよう。送信ボタンを押すと、メッセージは複数の企業のサーバーを経由して大陸を横断し、場合によっては海を越えて再び複数の企業のサーバーを経由した後、地元付近のISPやWi-Fiに戻ってきて、ようやく母親の携帯電話に届く。 このように、近くの相手に送ったメッセージが世界を一周することは珍しくないし、母親に送った「愛しているよ」というメッセージは、国や第三者に見られる可能性がある。 一方、分散型メッシュネットワークでは、母親へのメッセージは地元のISPを介して直ちに母親の携帯電話に送られ、移動距離は直線距離とほとんど変わらない。 「これはムーブメントだ。新しいインターネットという表現は奇妙に聞こえるかもしれないが、我々は既存のケーブルを置き換えようとしているわけではい。我々が支援を求めているのは、処理能力やストレージを我々の近くに確保することだ」とde SpiegeleerはThreeFoldについて述べた。

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(2020/06/27)