阪神は個々の復調へメンバー固定すべき/桧山進次郎(日刊スポーツ)

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<DeNA6-0阪神>◇26日◇横浜 DeNAと阪神の新外国人の差は鮮明だった。8回。西から代わった新人小川が、DeNAオースティンに中越え2ランを浴びると、この回6長短打を集中で5点を失った。 【写真】ナインに囲まれ、マウンドで汗をぬぐう西勇 桧山 セ・リーグのなかでもっとも勢いづくのはDeNAです。このように調子に乗せると怖い。開幕から外国人の差は歴然としています。特に阪神は外国人への依存度が高いので、助っ人が機能しないと厳しい。ただ、この試合に限っては今永のピッチングに脱帽するしかなかったですね。 得点圏に走者を置いた4回と8回の好機に凡退した。4回1死二塁から、3番に入った大山がボール球のチェンジアップに空振り三振、マルテは二塁内野安打も、5番福留は三邪飛。8回1死二塁の場面では、代打原口が捕邪飛で後続も断たれた。 桧山 今永に対する狙い球をまったく絞り切れていなかったですね。4回の大山もストレートにキレがあるから、最後のチェンジアップにはまったく合わなかった。8回の原口もストレートで追い込まれるわけですが、ベンチで見ている以上に球速を感じていたはずで差し込まれた。代打でいく難しいところですね。 開幕から相手先発が左投手だったのは、20日の巨人田口以来で、阪神は「今永攻略」のために再びオーダーを大幅に組み替えた。 桧山 結局は今永のストレートを仕留めるしかなかったでしょうね。ただもう少しオーダーを固定してほしいですね。相手からも落ち着きがないとみられるだろうし、個々にリズムが生まれない。それぞれが調子を上げるしかないわけですが、これから巻き返すためにも、ある程度、メンバーを固定しながら戦うべきではないでしょうか。 【取材・構成=寺尾博和編集委員】

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(2020/06/26)