サカナクションは、バンドを超えてひとつの「現象」だ【ライゾマ・真鍋大度&長谷川白紙】(J-WAVE NEWS)

【リンク先抜粋】
ライゾマティクスは、過去にサカナクションのステージ演出を手掛けた。真鍋が、特に印象深かったパフォーマンスや楽曲を明かした。 真鍋:『ミュージック』の映像を作ったこともあります。何回も作り変えたのと、後半に大きく展開するところがあって、そこでどうやってガラッと雰囲気を変えようかなと苦戦した思い出があります。 グローバー:どのように作っていったのでしょうか? 真鍋:お任せされる部分も大きくて。特にサカナクションはかなりクリエイターの自由度が高く、ポテンシャルに賭けてくれるんです。 グローバー:ライブの楽しさはどんなところにありますか? 真鍋:お客さんが入って仕上がるみたいなところがあるんです。映像もお客さんがどうしたらより盛り上がるかなというポイントを作っていく作業なので、1回だけだと分からなくて、お客さんの反応を見てちょっとずつ変えていきます。 グローバー:『ミュージック』で言うと、実際にお客さんが入っているライブの反応は覚えてますか? 真鍋:めちゃくちゃ盛り上がる曲です。自分が映像をやってるからこそ言えるんですけど、音楽に比べると映像は感情に訴えかける部分が少ないんです。たとえば目をつぶって聴いてても盛り上がれちゃう。だから、どのライブに関わっても思うのは「音楽の力ってすごいなあ」ということですね。 長谷川はサカナクションの全国ツアー「SAKANAQUARIUM2015-2016 “NF Records launch tour“」において、過去にリリースした楽曲も演奏する姿勢に感銘を受けたという。 長谷川:そのライブで『白波トップウォーター』をやったんです。ものすごく昔の曲だと思うんですけど、それもやるところにグッときました。どのアーティストを観ていても、直近に出したアルバムの中からやると思うんです。だけど、サカナクションはその配合がいつもニュートラルなポジションにあるというか。それでいて盛り上がりを外さないんですからすごいですよね。

続きはこちら

(2020/06/26)