【特集】市原市 乳児衰弱死からみる 行政の課題(チバテレ)

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去年1月、野田市で当時小学4年生の栗原心愛(みあ)さんが、父親に冷水のシャワーを浴びせ続けられるなどの暴行を受け、死亡しました。 この残虐な虐待死事件を巡っては、「お父さんにぼう力を受けています」などと、心愛さんが訴えた“いじめアンケート”のコピーを野田市教育委員会が不用意に父親に手渡してしまったほか、柏児童相談所がリスクを認識しつつも心愛さんの一時保護を解除したことなど、「行政」の様々な不手際が浮き彫りになり、世間的にも大きな注目を集めました。 「行政の在り方」を見直し、再発防止に取り組んでいるにも関わらず、またしても幼い命が犠牲になりました。 市原市の会見(6月12日) 市原市 小出譲治市長 「市の行動によって、もう一歩踏み込んでいたら助かったのかもしれないという悔しさはあります」 今年1月、市原市で当時生後10か月の小西紗花(すずか)ちゃんが衰弱死し、6月3日、23歳の母親が保護責任者遺棄の疑いで逮捕されました。 母親は6月15日からおよそ3か月間、鑑定留置されることになっていて、刑事責任能力の有無が判断されます。 市原市によりますと、紗花ちゃんは死亡するまでのあいだ、必要な乳児検診や予防接種を受けておらず、保健師が複数回自宅を訪問したものの、「市には強制力がない」などとして、およそ9か月間、紗花ちゃんを目視で確認することが出来なかったということです。 市は、紗花ちゃんの兄が通う保育園などから「送り迎えの際に赤ちゃんの姿を見かけない」などと連絡があったにも関わらず、児相や警察に相談することはありませんでした。 また、紗花ちゃんらきょうだいは、保護者だけで養育させることが不適当だと認められる「要支援児童」として資料にリストアップされていたものの、長期間目視確認ができていないことなどの詳細は記載されず、児相や警察などとつくる要保護児童対策地域協議会の実務者会議で、議題にあがることもなかったということです。 市に連絡をしたという保育園の職員はー 「(市に伝えた内容は)お母さんが少し疲れているようですということと、赤ちゃんが来ていないので心配ですということです」 「正直、連絡をして(市が)対応をしないようであれば、我々も千葉中央児相に連絡するなり、違う方法をとったと思ったんですけど、(市に)何も動きがなかったのはすごくショックです」 野田市の再発防止合

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(2020/06/26)