内村航平「夢物語」の東京五輪へ鉄棒専念 満身創痍の決断、代表逃して見た「夢」とは(西日本スポーツ)

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 世界一のオールラウンダーが、32歳で迎える東京五輪に向けて大きな決断を下した。  体操男子個人総合で五輪2連覇の内村航平(リンガーハット)は「今年の2月に鉄棒に絞って東京五輪に挑戦することを決めました。現在の状態での五輪出場の可能性を考え、一番可能性が高いと感じたのでこの決断に至りました。競技をやめるわけではないので引き続き応援よろしくお願いします」とコメントした。  2017年に左、18年には右の足首を負傷。さらに18年以降は慢性的な両肩痛に悩まされた。昨年1年間で肩に打った注射の本数は100本以上。昨年の全日本個人総合選手権で予選落ちした後は東京五輪について「夢物語」と話したこともあった。  鉄棒は世界選手権で金メダルを獲得したことがある種目だ。満身創痍(そうい)の中、肩への負担が比較的少なく、得意の鉄棒一本での勝負を決断。「東京でなかったら、現役はやっていない」という自国開催の大舞台へ、方針転換した。  北京五輪以降で初めて日本代表を逃した昨年、夢に日の丸を背負う自らの姿が出てきたという。「東京でどういう姿を見せたいかというより、東京五輪を日本代表という立場で迎えたい」。その決意を胸に、1年後に向かう。(伊藤瀬里加)

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(2020/06/26)