ハッブル宇宙望遠鏡が撮影、へび座にはばたく「コウモリの影」(sorae 宇宙へのポータルサイト)

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「へび座」の方向およそ1400光年先にある反射星雲には、まるで広げられた黒い翼のようにも見える影が投影されています。「Bat Shadow(コウモリの影)」と呼ばれているこの影は、星雲を照らし出す若い恒星「HBC 672」の光の一部がHBC 672を取り囲む原始惑星系円盤によってさえぎられることで生じたと考えられていて、影の端から端まで移動するには光の速さでも80日以上かかるとみられています。 動画付きオリジナル記事(sorae) 先日発表された研究成果によると、13か月に渡る観測の結果、この影の角度が変化していることが明らかになったといいます。研究を率いたKlaus Pontoppidan氏(STScI:宇宙望遠鏡科学研究所)が「羽ばたく翼のようです」と語るように、その動きは鳥やコウモリが翼を上下に羽ばたかせているようにも見えます。 どうして影が羽ばたくように変化するのか、その鍵は原始惑星系円盤の形にあるようです。発表によると、円盤の形は土星の環のように平らなものではなく、馬の鞍のように反った形が予想されるといいます。

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(2020/06/26)