河井夫妻 首長・議員40人に1680万円 配布総額の6割超(産経新聞)

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 昨年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、逮捕された前法相で衆院議員、河井克行容疑者(57)と妻で参院議員、案里容疑者(46)が、広島県内の首長と地元議員計40人に現金1680万円を提供したとみられることが26日、関係者への取材で分かった。配布総額約2570万円の6割超に当たる。現金を受け取ったとされる議員らは26日、釈明に追われた。  関係者によると、受領者と配布金額の内訳は当時の肩書で、首長2人計170万円▽県議14人計710万円▽広島市のほか安芸高田など5市の市議21人計730万円▽府中や安芸太田など3町の町議3人計70万円。その他の後援会関係者など54人には計約890万円が渡された。  このうち150万円の受領を認めた広島県三原市の天満(てんま)祥典市長は25日に辞職を表明。元県議会議長の奥原信也県議も200万円を受け取ったと24日に認めている。さらに26日も地元議員らが公の場で相次いで受領を認めた。  広島市の沖宗正明市議は記者会見で昨年4月に30万円、同6月に20万円を克行容疑者から受領したと述べた。1回目は市議選当選後で「お祝い金の性格が強いと思った」とする一方、2回目は「案里さんへの応援依頼の意味があると思った」と説明した。  50万円は日常生活で使い、参院選では「案里議員を推薦している」とのはがきを約3千枚書いて支援。被買収の罪に問われる可能性があり「起訴となれば、判決を待たず辞職という道を選ぶ」と話した。  県議会常任委員会で登庁した沖井純県議は昨年4月、克行容疑者が50万円を持参したと明かし「危ない(と思った)。だから(後日になり)返した」と語った。  東京地裁は26日、克行容疑者ら夫妻の勾留期限を7月8日まで10日間延長する決定をした。

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(2020/06/26)