都内で職場内感染相次ぐ 新規感染者も高止まり(産経新聞)

【リンク先抜粋】
 東京都は26日、新たに54人の新型コロナウイルスの感染が報告されたと発表した。都内の新規感染者数は24日に55人、25日に48人と高止まりの状態が続き、都は職場内で相次ぐクラスター(集団感染)を警戒している。人材派遣会社で社員ら計16人の集団感染が発生したほか、6月中旬以降はほぼ毎日、同じ職場に勤務する同僚同士での感染が確認された。小池百合子知事は26日「改めて感染防止のガイドラインを徹底し、テレワークなどに取り組んでほしい」と述べた。 【イラスト】電車に乗る位置、どこがベスト?  大規模な感染があった人材派遣会社では、19日に最初の感染が確認された。濃厚接触者にあたるとして、社員のほぼ全員にウイルス検査を実施した結果、24日までに16人の感染が判明。全員、同じフロアに机を並べて作業していたという。  都は勤務場所での感染が多いとみているが、数人ずつで外食しているケースも把握。この16人は主に20代で、全員が無症状か軽症だったという。  ほかにも、都内では特に6月中旬以降、職場内での感染が疑われるケースが目立つようになった。いずれも2~3人程度にとどまっているが、社員同士の懇親会で酒席をともにしていたケースも多いという。  都立特別支援学校で教員2人が感染した事例では、職員室内で向かい合う席に座っていた。都の担当者は「職場内や会食など、一緒に過ごす機会が多ければ感染する可能性も高い。まずは職場での感染防止策を徹底してほしい」と呼びかけた。  国際医療福祉大の和田耕治教授(公衆衛生学)は「まずはお互いに距離をとったり机の間にしきりを設置したり、事業者の対策が必要だ」と指摘。緊急事態宣言が解除され、職場内の懇親会なども増えており、「今後も中長期の対応が続く中で、(都内で)感染拡大が見られる場合にはキャンセルを考えるなど、リスクの高い場面などは改めて見直しておくべきだろう」と指摘している。  一方、都は、26日に新たに確認された54人の中に、職場内感染が2人含まれているほか、夜の繁華街に関連する感染者が31人に上ることを明らかにした。

続きはこちら

(2020/06/26)