サムスントップの「不起訴」勧告 韓国検察の審査委(産経新聞)

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 【ソウル=桜井紀雄】韓国・サムスングループの経営トップで、サムスン電子副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)被告=贈賄罪などで公判中=のグループ傘下企業の合併や経営権の継承をめぐる不正疑惑に絡み、韓国最高検の捜査審議委員会は26日、捜査を中止し、不起訴にするのが相当だとする判断をまとめ、検察側に勧告した。  捜査審議委は、外部の専門家らが検察と被告側双方の主張を基に、捜査の妥当性を審議するもので、李被告側が招集を要請。勧告に強制力はないものの、検察は、過去の審議委の勧告を全て受け入れてきており、起訴を断念せざるを得なくなる可能性が高い。  一方、前大統領の朴槿恵(パク・クネ)被告=収賄罪などで公判中=に巨額の賄賂を渡した罪での裁判は続いており、依然、実刑を受ける可能性がある。

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(2020/06/26)