台北映画祭開幕 会場上映型の映画祭開催は新型コロナ拡大後世界初/台湾(中央社フォーカス台湾)

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(台北中央社)2020台北映画祭(台北電影節)が25日、台北市内で開幕した。会場に観客を入れて作品を上映する従来の形式で大型の映画祭が開催されるのは、新型コロナウイルスの感染拡大以降世界で初めて。中山堂で開かれた開幕作「無声」の上映には、1000人を超える観客が詰めかけた。 台北映画祭は台湾映画を中心に、アジアや世界の作品を集めて上映する映画祭。台北市文化局や台北市文化基金会などが共催する。開催は22回目。台湾人または台湾に拠点を置く監督の作品を表彰する「台北映画奨」や、世界の新鋭監督の作品を対象にした「国際新監督コンペティション」も実施される。今年はコロナの影響で大型の屋外上映イベントは取り止め、海外の映画人の招聘も中止した。 映画祭主席を務めるリー・ピンビン(李屏賓)氏は開幕作上映前のあいさつで、今年の映画祭の準備はコロナの影響で例年に増して大変だったと告白。一方で、前売り券の販売が昨年に比べて増加したことを明かし、行動で支持を表明した映画ファンに感謝を述べた。 同映画祭は7月11日まで、台北市内の3カ所の会場で作品の上映が行われる。台北映画奨の授賞式は7月11日に中山堂で開かれる。 (王心妤/編集:名切千絵)

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(2020/06/26)