数字で推測。Apple Siliconってどれくらいパワフルなの?(ギズモード・ジャパン)

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いっぽう、WWDCでAppleが明らかにしなかったのはその仕様ですよね。コア数もわからない、クロック周波数もわからない、消費電力もわかっていません。でも、チラ見させてくれたmacOSの次世代となる Big Sur上の「 Rosetta 2」で動く『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』はいい感じで動作しているように見えました。実際のところは一体どんな感じになるのでしょう? それが疑問です。 最近のうわさによれば、12コアというのが有力な線かもしれません。パフォーマンスの高い8コアで重いタスクをこなしつつ、エネルギー効率の高い4コアで小さなタスクを同時にこなす、それが全て5nmプロセスで作られたプロセッサに載っているという噂です。 少なくともAppleは、これから搭載されるプロセッサ群は2020のiPadにすでに搭載されているA12Zをベースにすることを明らかにしています。(4つのパフォーマンスコアと4つの効率コアを併せ持つハイブリッド CPUです)だから、ラップトップやデスクトップ製品にも、ハイブリッドコアテクノロジーを採用するだろうと考えるのが合理的でしょう。 また、A12ZはARMアーキテクチャをベースとしたプロセッサでもあります。 ということは、Apple SiliconはIntelやAMDのCPUとは違った形で情報を処理するということです。 A12Zは「RISC=Reduced Instruction Set Computer」と呼ばれる命令セット。IntelとAMDのCPUは両方とも「CISC=Complex Instruction Set Computer」と呼ばれる方式を使用しています。RISCプロセッサの利点は、タスクによっては電力効率に優れていてパフォーマンスが高速であること。ただし、RISCはCISCよりも情報処理にメモリが必要とされ、クロックサイクルごとにひとつの命令を実行するため、それぞれの命令を呼び出すのに多くのメモリが必要とされます。RISCマシンで同じCISC命令を実行すれば、情報処理に時間がかかるはずです。CISCは一度にできるだけ効率的に複数の命令を処理するように設計されていると考えていいでしょう。 ただし、それとプロセッサのスピードと、どう関係があるのでしょうか? それは実行するプログラムによります。AppleのARM A

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(2020/06/26)