時効の制度は誰のためにある? ひき逃げ事件で脳に障害が残った男性の妻「せめて当時の状況だけでも知りたい」(ABEMA TIMES)

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 一方、(3)については「処罰する権限を持っているのは被害者ではなく、あくまでも国家権力だ。そして、この権限も無制限のものではない。つまり、ずっと国家が処罰しない状態が続いた末に、不意打ち的に処罰をするというのはアンフェアではないか、また、無罪だと思っていても被疑者、被告人の側から裁判を起こすことはできないという不安定な状態の調整を図るという考え方がある」として、次のように説明する。  「確かに真犯人だったとすれば、“逃げ切れればいい”ということになってしまうとも言える。ただ、冤罪、身に覚えない罪だとすればそうではない。例えば30年前、50年前の事件で起訴され、“この日のアリバイがあるのか”と聞かれ、言える人がいるだろうか。あるいは釈放された後も、定期的に警察の取り調べを受けるような人生がずっと続くとしたらどうだろうか。そう考えれば、時効という制度にも意味があるのではないかと思う」。

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(2020/06/26)