千葉県地震で目覚めた藤井聡太七段 佐々木勇気七段に4年越しのリベンジ(スポーツ報知)

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 将棋の藤井聡太七段(17)が25日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第79期順位戦B級2組の初戦で佐々木勇気七段(25)を後手番で破り、連続昇級に向けて好スタートを切った。順位戦は通算30勝1敗。神懸かり的な強さを見せている。  4年越しのリベンジとなった。両者の対戦は2017年7月に第30期竜王戦決勝トーナメント2回戦で激突して以来、3年ぶり2局目。当時四段だった藤井七段は前年12月のデビュー以来負けなしのまま史上最多の公式戦29連勝の新記録を樹立して社会現象を巻き起こしていたが、当時五段の佐々木七段が30連勝を阻止して話題を集めた。藤井七段は3年後のリマッチで借りを返した形だ。  一進一退の激闘となったが、終盤の攻防で藤井七段が競り勝った。「常に玉が薄いまま戦いになったので。(形勢は)ずっと分からなかったです」と辛勝を振り返りながら、佐々木七段相手に開幕局を制したことについて「大変強い相手なので、こちらもしっかり指さなければと思っていました。(3年前の意識は?)特になかったです」と語った。  千葉県で早朝に最大震度5弱を観測した地震で「目が覚めました」とも告白していた藤井七段。28日に棋聖戦第2局、来月1日に王位戦第1局を迎える。ダブルタイトル戦に弾みとなる勝利となったが「立て続けに対局があるので状態を崩さないようにしたいです」とすぐに前を向いた。  今期のB級2組には25人が参加し、年度を通して各10局ずつ戦う。上位3人がB級1組に昇級する。

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(2020/06/25)