ロッテ1530日ぶり単独首位!中村奨満弾で5連勝(日刊スポーツ)

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<ロッテ5-0オリックス>◇25日◇ZOZOマリン ロッテが井口資仁監督(45)就任3年目で初の5連勝を決め、単独首位に立った。6番中村奨吾内野手(28)が1回1死満塁からキャリア初となる満塁本塁打をマーク。初登板だったオリックスのドラフト3位・村西をKOし、初回で勝負を決めた。5連勝も単独首位も4年ぶり。スタートダッシュで波に乗り、過密日程を“突ッパ”する。 【写真】1回裏、中越え満塁本塁打を放つ中村奨    ◇   ◇   ◇ ロッテ打線が再びルーキーの出ばなをくじいた。制球の定まらないオリックス村西の立ち上がりを、中村奨がたたいた。押し出しで1点を先取した1回、なおも1死満塁。ファーストストライクの144キロを完璧に捉えた打球は左中間ホームランラグーンに吸い込まれた。「みんなでつないだチャンス。最高の形になって良かった」。自身初のグランドスラムで16年6月以来の5連勝を演出した。 開幕カードのソフトバンク3回戦では、7番井上が同じく新人の津森から満塁弾でプロの洗礼を浴びせた。今季2ケタ安打の試合はなく、リーグ2位の7本塁打と長打で押している。「積極的にいっても(井上)晴哉さんが何とかしてくれる。僕は思いきっていくだけです」。今季は6、7番だが昨季までは3、4番で並ぶことが多かった。「下位」ではない。 屈しない。練習試合と開幕カード、9日間で2度頭部死球を受けた。「こういう時こそ、なるべく踏み込んで打ちにいけたらいいと思ってます」。18年に球団新の22死球を受けながらフルイニング出場し、昨季は左目下を10針縫った数時間後に代打に立った「BRAVE MAN」。時にバントのサインも出る。つなぐべき時はつなぐ。だがかえしたい時は自分でかえせる。三塁打が出ればサイクル安打の好調ぶりだった。 貯金4は18年7月以来。単独首位は16年4月17日以来1530日ぶりと、井口政権初の開幕ダッシュを決めている。指揮官は「打つべき人が打って、いい形で来ている。明日からはエース格の投手。1つ1つ勝っていければ」。思わずほおも緩んだ。のったときのロッテは、強い。【鎌田良美】

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(2020/06/25)